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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 被災地における障がい者支援の在り方 ―東日本大震災の事例より― |
内容 | 死者18000人越え,行方不明者2600人以上の被害を出した東日本大震災.その中には多くの障がい者も含まれている.福島県では,身体障がい者だけで100人以上の犠牲者がいると言われている. 障がい者への支援体制が整っていなかったために,助かるはずであった「命」が失われ,また,助かったとしても,それまで当たり前のように存在していた「居場所」を失った障がい者が多くいたという事実に対し,私は問題視しなければならないと考えた. そこで,本稿では,その東日本大震災の経験を基に,このような同じ悲しい失敗をもう二度と繰り返さないためには何が重要となり,どのような対策が必要となるのかを,事例を基にしながら,福祉避難所等の整備や要介護者名簿作成の義務化と開示,地域コミュニティの強化などを取り上げながら明らかにし,主張することを目的とする. また本稿では,法律上の用語や通知書で障害者と表記されている場合を除き,「障がい者」と表記する. |
講評 | 本論文は、2011年3月11日の東日本大震災の被災者、特に障がい者の被災状況に注目した論文です。実際の被災者の事例を取り上げながら、当時の状況についてわかりやすく説明されています。また、1997年の阪神・淡路大震災の経験を振り返りながらの考察はとてもオリジナリティにあふれています。改めてコミュニティの重要性を学びました。 |
キーワード1 | 障がい者 |
キーワード2 | 東日本大震災 |
キーワード3 | 支援 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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