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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 小山 隆 |
タイトル | 児童養護施設における適切な支援とは |
内容 | これからの社会的養護は、里親の普及に努めようとしている。しかし、今日9割が施設養護であり、児童虐待など様々な背景を抱えた子どもたちが施設に入所している。そのため施設養護には、専門性のある支援が求められている。 その状況を踏まえ、本稿では里親の普及と同時に、施設養護(本稿では児童養護施設)の充実がなされるべきであることを述べた。具体的には、家庭的な環境でありながら専門的な支援が行える「地域小規模児童養護施設の推進」を挙げた。また、「日常生活内の精神面の質」の必要性を述べた。その中で、テレビやお風呂の時間などの集団生活により生じる施設特有のルールの改善を行い一般家庭に行き過ぎないルールの是正の必要性を論じた。児童養護施設における適切な支援について以上の二点に焦点を置きながら、最終的には、施設は誰のための施設であるのかを意識することが、支援において必要であるということを述べた。 |
講評 | 児童養護施設の「ありよう」について論じた研究である。現代社会では家族機能の弱体化等を通して、社会的養護が必要な児童が増えている現状を指摘した上で、一般的に期待される里親等の普及だけではなく、専門的機能の問題等からも施設養護も充実されるべきであると指摘している。そして、児童養護施設の今後のありようとしては「小規模化」の強化が必要であると主張した上で、小規模化に伴う、職員不足、職員の質の担保等に懸念が生じることを指摘する。さらに、施設養護が抱えがちな問題としての「施設特有のルール」について解消していくことの必要性を指摘した上で、さらに「施設選択の自由」の必要性にまで議論を進めていることに本研究の評価されるポイントがある。 |
キーワード1 | 社会的養護 |
キーワード2 | 児童養護施設 |
キーワード3 | 里親 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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