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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 一般病院の外来診療における「待合環境」の考察 ―快適で安心感のある病院をめざして― |
内容 | 病院とは、心身の不調を感じたときに訪れる場所であり、日々医療にあたる医療従事者にとっては過酷なストレスの中で一日の大半を過ごす場所でもある。そのような病院において、特に外来診療における待ち時間は長年「3時間待ちの3分診療」とも揶揄されるような状態であり、患者が院内で長時間滞在する待合空間についても「待ち方」を考えられた空間とは言えない病院もある。アンケート調査から患者・医師が改善を望んでいることがわかった「効率性・利便性・快適性」「医師の体制」「患者と医療従事者のコミュニケーション」の3点を踏まえて、待ち時間・待合空間の改善による効果を検証する。患者や医療従事者にとって「待ち時間が長くて待つのが辛い」「毎日ストレスでつぶされそうになる」病院ではなく、快適で安心感のある「心安らぐ」病院を目指して、外来診療における待ち時間と待合空間の改善を主眼とし、環境を整えることによる支援を考察する。 |
講評 | 筆者は資格取得のため卒業を一年延ばしたことで、自分のテーマを丁寧に、時間をかけて進めていくことが出来た。患者の目線で医療現場の待ち時間の問題に着目した。多くの資料を駆使し、病院での待ち時間の実態を紹介し、患者のストレスの軽減のために待ち合い時間と環境の改善について検証した。通院のストレスを出来るだけ少なくすることは治療の一環として捉えられる。病院現場でも社会福祉的な考え方をもち、少しでも環境改善が実現するように祈る。昨年でゼミの単位をもう済ませていたのに今年のゼミに参加してくれてありがとう。 |
キーワード1 | 外来診療 |
キーワード2 | 待ち時間・待合空間 |
キーワード3 | 環境を整えることによる支援 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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