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学科 社会福祉学科
年度 2013
ゼミ名 Martha MENSENDIEK
タイトル 護憲のすすめ ―日本国憲法第9条と平和―
内容 現在、日本国憲法の改憲問題で日本は揺れている。自民党の憲法改正草案に於いては、戦後68年間日本の平和を守り続けた第9条までもが変えられ、国防軍という軍隊が発足しようとしている。日本は先の大戦において自らが犯した過ちを顧みず、再び戦争の惨禍を繰り返そうとしているのである。従軍慰安婦問題や基地問題など、戦争によって残された社会問題によって、今なお苦悩の日々を送る人々が存在している現状を、果たしてこの国家は認知しているのであろうか。制定から不変であり続けた日本国憲法が、平和の象徴9条が、なぜ今改憲の方向に揺らいでいるのか。憲法制定の過程、そして改憲の現状と今後を踏まえながら、改めて次世代を担う日本国民として9条の意義を考えるとともに、改憲の問題点と国家の過ちを指摘し、世界の誇りである「平和憲法」、第9条を守り続けることの重要性について考察する。
講評 筆者はこのテーマについてゼミに入る以前から問題意識をもち、多くの文献を読み、深く考察し続けてきた。戦争の歴史、改憲に向けての政治の動きなど、豊富な知識を持ち、その内容をまとめ、大変深みのある論文を仕上げた。若い世代が平和憲法に興味をもち、次世代へ継承していくべき、という強い想いを訴えられた。平和憲法を卒論テーマに選んだゼミ生は初めてで、個人的にこだわり続けている重要なテーマであるだけに嬉しく思った。
キーワード1 日本国憲法第9条
キーワード2 改憲
キーワード3 平和
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