詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 野村 裕美 |
タイトル | タブー視されてきた障害者の性 |
内容 | これまで,暗黙の提で,社会的に排除されてきた「障害者の性」について,なぜ「障害者の性」は社会的に無視されているのかについて調べる. 具体的には,障害者が安全に利用できる,医療や福祉の観点から行われる性に対するケア・サービスがなぜ社会には存在しないのかである.一般的に言われる性風俗店では,しっかりとした衛生管理や,リスク管理のシステムが整っておらず,安心・安全にサービスを受けることができません.かと言って,公的に認可された医療・福祉的なケア・サービスも存在しない. その原因として考えられる「障害者には性がない」という社会的な偏見,また行政(国)に,性に関するサービスを公益化する判断基準がないということ. これらの現代社会全体の風潮,システムの体系から,障害者の性に対する公的なケアサービスをどのように構築するかを言及し,考察した. |
講評 | 高校時代からヘルパーとして実践してきた経験から、障害者の性の問題が娯楽的な取り扱いをされてしまう社会に警笛をならすがごとく、障害者の性の直面する現代的な課題を整理した。性にかかわる課題の公共性を重視し、生産的な政策提言をするべきであるとする指摘は力強い。 |
キーワード1 | 障害者 |
キーワード2 | 性 |
キーワード3 | 風俗 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |