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学科 社会福祉学科
年度 2013
ゼミ名 野村 裕美
タイトル アルコール依存症からの回復にはどのような支援が必要か ‐生きづらさの根源に焦点をあてて‐
内容  現在わが国には、約 440 万人の人がアルコール依存症を患っていると疑われており,治療が必要なアルコール依存症の患者は約80万人いるといわれている。約80万人もの人が、わかっているがやめられない状態になり、その結果、酒に対する強い渇望感、飲酒のコントロール不能等の様々な症状に陥っているのである。アルコール依存症は、その症状を通じて、日常生活の破綻、人間関係の崩壊という生きづらさを増幅させる。そしてこの苦痛は、依存症者だけに降りかかるのではなく、家族や友人といった依存症の当事者に近い関係にある人々にも、様々な局面で陥らせている。
 本論では、アルコール依存症の回復への支援方法に焦点を当て、ミーティング等の集団精神療法だけではなく,生きづらさの根源を軽減するための方法として、認知行動療法、マインドフルネス等の精神療法がアルコール依存症者の回復の支援に繋がるかについて考える。
講評  精神保健福祉士の実習で抱いた問いを深めたもの。アルコール依存症にかかわる医療の歴史を調べ、治療が必要とされる依存症者に焦点をあててさまざまな支援の方策を調べ上げた。本人の生きづらさを忘れることなく、書き上げたもの。
キーワード1 アルコール依存症
キーワード2 家族全体の病
キーワード3 認知行動療法
キーワード4  
キーワード5  
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