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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 黒木 保博 |
タイトル | スポーツを行なう者が怪我・病気のときに使用できる支援制度 |
内容 | 現代社会においてスポーツは、経済、教育、健康医療、国際関係などあらゆる分野において影響を与えること、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定などから注目を集めている。また、スポーツ人口も増加し、ウエアや用具に最先端の科学と技術が用いられ更に発展し続けている。一方で、スポーツを行なう中で怪我、病気に陥った者への支援制度は、スポーツを行なわない者と同じものであり、競技者として社会復帰するための専門施設、制度の整備は不十分なままである。本論文では、現在使用できる制度、リハビリテーションについて再確認し、インタビュー及び文献事例により本当に必要な新たな制度を提案していくことを目的とする。 |
講評 | すでにゼミ生には伝えているが、黒木ゼミの卒業論文評価項目は次の通りである。1)論旨の明快性(一貫性) 2)着目点、3)準備力(作成発表内容等)、4)構成力、5)文献の収集、6)文献の応用、7)表現力、8)卒業発表会内容、を各項目で評価し、総合点とする。 1, 例年通りに3)「準備力」は、二極化した。専門演習クラスにおける発表準備、発表内容、レジュメ内容での評価となる。5)の文献収集、6)文献応用と密接な関連を持っている、テーマ設定・提出は、ほぼ一斉にできたものの、準備に時間、エネルギーを費やしていく卒論作成への熱意や積極性で差が出てきたと思われる。 2, 2)着目点については、そのテーマ・内容に着目した各自の問題性・課題性との関連で評価できた。自分の思いと証しからよく理解できた。 3, 1)論旨の明快性(一貫性)、4)構成力、7)表現力に関しては、例年以上によくできている論文が多かった。 4, ゼミクラスでは常々「激励」の意味を込めて伝えてきたことである。卒論作成過程と提出出来た卒論内容こそが大学生時代の学びの集大成である。講義科目はいわば「受動的姿勢」で良かったが、卒論作成は主体的、能動的に自らが創り出していくことでもあった。各自のいろいろな動機から徐々にテーマを絞り、文献や資料を集め、これを読破・分析・整理した。自分の疑問点からどうすれば仮説を導き出し、それを論証するために論文を書いたという事実が、卒論成果として残ったと思う。多くのゼミ生は自分自身との戦いであったと思う。苦しい思いをしながら作成作業をした。多くの人はこのような長文を書くことは今後の人生においては経験しないであろうと思われる。自分はあの卒論を書き上げたのだという自信だけはもって卒業して欲しい。もちろん、自分に厳しく自分を鼓舞して作成に立ち向かった人と、できるだけ自分との戦いを調整しながら作成した人とに区分できるかもしれない。 最後に、私とゼミ生の「仲介者」として、ゼミ生の相談に気軽に、またこまめに文献指導や作成助言をしてくれたTAの大学院生に感謝の言葉を述べておきたい。 |
キーワード1 | 「社会保障制度」 |
キーワード2 | 「医療保険」 |
キーワード3 | 「リハビリテーション」 |
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