詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 失業給付の国際比較から見える日本の課題と積極的労働市場への転換―生活保護受給件数増加の歯止め― |
内容 | 最後のセーフティネットとして生活困窮者を救済する生活保護。その件数は毎年増加の一途をたどっており、今年の5月の段階で215万3816人、158万2066世帯という過去最高件数をまたもや更新した。この原因は一体何なのだろうか。社会全体としてこの問題に向き合い、件数を減少させるためには今後どのような対策が必要なのだろうか。その答えの1つは失業者に対する保障制度の改革であるという考えがある。リストラなどに よって職を失い働きたくても働けず、十分な収入を得られずに最低限度の生活を送ることのできない人々への新たな保障案が解決の糸口と私は考えている。 よって、本稿ではこの増加問題に歯止めをかけるために、我が国の失業手当に関する調査・国際比較を通して今後の改善案の考察、主に北欧などで展開されている「積極的労働市場政策」「フレキシキリュティ政策」という日本にはない労働者の流動性を高める政策について紹介し、論じていきたい。 |
講評 | 最後のセーフティネットである生活保護の受給にいたる手前で支援の手を差し伸べるために,失業保険制度の改革をテーマとしている.海外における積極的労働市場政策やフレキシキュリティなどから学ぼうとする姿勢が評価される. |
キーワード1 | 失業給付 |
キーワード2 | 積極的労働市場政策 |
キーワード3 | フレキシキリュティ政策 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |