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学科 社会福祉学科
年度 2013
ゼミ名 埋橋 孝文
タイトル 自立生活における障害者と介助者の介助関係 -不満に関する調査の考察―
内容 身体障害者が暮らすためには介助者との関係が切り離せないものとなっており、より暮らしやすくするには介助者との関係が大切になってくる。しかし虐待の問題で良好な関係性の構築というのが崩れてきている。第1章では障害者運動を取り上げ障害者の権利要求が家族や施設からの解放へと変化したことを青い芝の活動を通して見ていった。その中で地域にて自立生活を始めた障害者と介助者との生活を見ていき、介助をする健常者の意識の変化を追って考え、自己変革が関係性の構築の重要なポイントであることを出した。第2章では自立生活センターと障害者入所施設の不満に関する調査から障害者と介助者との関係の考察をしていき、お互いの存在の認識の違いを出し、居宅介助という介助システムだからこその関係性を浮き立たせた。第3章では第1章と第2章を踏まえ、障害者と介助者が安定した関係性を構築するためにはどんな関係が良いのかということと居宅介助者養成の今後の課題について考えていった。
講評 介助関係について障害者運動の歩みを振り返るなかで,「不満」についての独自のアンケート調査を実施し,対等な関係とコミュニケーションの重要性を見出している点や,また,「自立生活と施設」との比較など,ユニークな考察に及んでいる点が評価される.
キーワード1 介助
キーワード2 障害者運動
キーワード3 自立生活
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