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学科 社会福祉学科
年度 2013
ゼミ名 埋橋 孝文
タイトル ソーシャル・ファーム ―精神障害者の雇用創出を考える―
内容 政府や民間企業の取り組みによって,障害者雇用は年々増加している.障害に配慮した職場環境も整いつつある.しかし,精神障害者はその限りではない.確かに雇用者数は増加しているものの,身体・知的障害者に比べると圧倒的に少なく,その背景には,勤続の難しさなど様々な問題が存在する.それらの問題を解決できる雇用環境が望ましいと考え,ソーシャル・ファームに着目した.社会的企業の一種であるソーシャル・ファームは社会性と事業性を兼ね備えており,精神障害を抱えていても働きやすいのではないかと考える.しかし,欧州に端を発したソーシャル・ファームは,日本では法整備も進んでおらず,歴史が浅い.そこで,日本でもソーシャル・ファームを拡大させ,精神障害者の雇用の場を広げていきたいと考えた.
本論文では,精神障害者の雇用状況と,その問題点を踏まえ,新しい雇用の場としてのソーシャル・ファーム拡大のために必要なものを明らかにする.
講評 ソーシャル・ファームを通した精神障害者の雇用創出はどうあるべきかを論じている.先行研究を丹念に追い,かつ,滋賀県と北海道という2箇所の現地調査を重ねたことが評価される.そこから導かれた6つの要件は貴重である.
キーワード1 ソーシャル・ファーム
キーワード2 社会的企業
キーワード3 精神障害者雇用
キーワード4  
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