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学科 社会福祉学科
年度 2013
ゼミ名 埋橋 孝文
タイトル 「生存権」からみる生活保護の実態
内容 現在,生活保護制度そのものを見直すべきという声が高まっている.生活保護は国民生活の安心を保障するもので,「最後のセーフティネット」と称される.そのため,生活保護は時代の変遷とともに幾多と改正を重ね,運用方法を工夫してきた.それにもかかわらず,どうして国民の生活保護に対する反感や不信感が高まっているのであろうか.
 生活保護は「生存権」を具体化した制度であり,生存権の理念から外れてはならない.本論文では生活保護制度の根本である「生存権」の観点から研究を進め,生活保護の改正等の変遷がいかに有効であったか,あるいは有効ではなかったのかについて検証する.そして,生活保護が最後のセーフティネットとして機能するため,これからの生活保護の在るべき姿について考察する.
講評 生存権の観点からこれまでの生活保護行政のあり方を振り返り,今後の生活保護制度のあり方について検討している.生存権の尊重の上に立ちつつ、生活保護のイメージが「本当に困っている人だけを的確に見つけ,支えているもの」にするための提言が評価される.
キーワード1 生活保護
キーワード2 最後のセーフティネット
キーワード3 生存権
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