詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 知的障害者と就労問題 ~『働く意味』に応える就労を目指して~ |
内容 | 本論文では、働くことの意味を考えつつ、障害者(特に知的障害者に焦点をあてながら)を取り巻く就労問題について考察した。障害者の一般就労と福祉就労という、二つの就労形態の現状と課題を踏まえつつ、障害のある人も障害のない人同様に、働くことをとおして、経済的に自立し、精神的な豊かさを獲得できる就労について、企業と授産施設・作業所に焦点をあてて考察した。 一般就労については、民間企業における障害者雇用拡大の必要性を説くとともに、積極的な障害者雇用に取り組む幾つかの企業を実例にあげ、その取り組みを参考に、企業に求められる障害者雇用への姿勢について検討した。福祉就労については、授産施設や作業所で働く障害者が、経済的に自立できるだけの十分な給料を得られることの必要性を説き、独自に工賃アップに取り組む幾つかの作業所を実例にあげ、授産施設や作業所に求められるビジネス的視点について言及しつつ、授産施設や作業所のあるべき姿について検討した。 |
講評 | 今年度のゼミ全体に共通するテーマは「ケア論」だったと思います。子どもや若者、高齢者、障害をもつ人々、何らかの生きづらさを抱える人々の誰もが、お互いに支え合うことができる社会、そのような社会のなかで誰もがお互いにケアし、ケアされる関係のなかにこそ一人ひとりの生活の安定や幸福があるということ、そしてどうすればそのような関係が共有していけるのかという問いなどについて、一緒に学び、考えたことが、それぞれの卒業論文で表現されていると思います。 |
キーワード1 | 一般就労 |
キーワード2 | 福祉就労 |
キーワード3 | 経済的自立 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |