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学科 社会福祉学科
年度 2013
ゼミ名 上野谷 加代子
タイトル 学校教育における発達障害児童への支援 ―二次障害の予防的対応に着目して―
内容  今日,発達障害に関する一般的な理解は進んできており,教育現場においてでも平成19年に特別支援教育が制度化され,知的な遅れのない発達障害児童を通常学級で支援・指導する取り組みが広がりつつある.しかし,発達障害は気づかれにくい障害であるため,通常学級においては,様々な場面において適応困難な状態を示す場合が多く,症状が外傷的に歪められたもの,すなわち二次障害として発症している.
 そこで,本論文では,二次障害を未然に防ぐための望ましい教育的支援の在り方として,予防的な対応を行うことが重要であると仮説を立て,発達障害児童に対して,適切な理解・指導を行うこと,発達障害児童周辺の環境を整備することが最も効果的な予防的対応法であることを明らかにしていく.
講評  発達障害に関する一般的な理解は進んできているが,発達障害は気づかれにくい障害であるため,さまざまな二次障害として発症している. そこで,本論文では,二次障害を未然に防ぐための望ましい教育的支援の在り方として最も効果的な予防的対応法を明らかにしている.教育系大学院に進学し研究を継続するにふさわしい論文である.
キーワード1 発達障害
キーワード2 二次障害
キーワード3 学校教育
キーワード4 予防的対応
キーワード5  
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