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学科 | メディア学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | 音楽業界の衰退にみえる知的財産の在り方について |
内容 | 音楽産業がなぜ衰退したのかを分析し、新たな時代のこれからの知的財産の在り方を提示することを目的にしている。この衰退に大きな影響を与えたのがITの発展であった。従来の音楽産業のビジネスモデルに限界をもたらし、技術革新と共にその歴史をたどってきた知的財産の姿を変え、近年では、法改正の中心となってきたのである。 これまでの時代においては、本来、無形である知的財産を有形の媒体に有体化し、多くの人々に伝達していたのである。だが、無形のものを無形のまま伝達することができる技術であるITの発展により、多くの人々に伝達する手法は従来の手法だけでなくなった。 これからの時代においては、無形という性質を具える知的財産の特徴を生かし、今までにないほどに、より多くの人々に伝達できるようになるのである。音楽産業に関することでいうと、インターネットラジオやクラウド型音楽配信サービスなどの新しい技術を用いた手法やビジネスモデルを生み出し収益を得る方法を考えてほしい。 |
講評 | 2013年度の卒業研究は、きわめてバラエティに富んでいた。テレビのアイドル像、漫画の表現規制、妖怪のキャラクター化、ボーカロイト、表現の自由など、さまざまであった。アニメ、ゲーム、漫画、小説、表現規制など多岐にわたる。各人の関心や熱い思いが、個々の論文に反映されていて、読み応えがあった。資料的にはさらに探索すべき余地のある論考もあるが、取り上げたテーマに対する真摯な態度には、共感できるものが多かった。なかには400字で200枚近い力作もあり、熱意のほどがうかがえた。今年のゼミ生の数は30名近く。多人数であったため、個人指導という点では十分な指導が行えなかった点が反省点としてある。しかし、みんなそれぞれよくがんばったと思う。(竹内ゼミ) |
キーワード1 | 知的財産 |
キーワード2 | ITの発展 |
キーワード3 | 違法ダウンロード刑罰化 |
キーワード4 | 音楽配信ビジネス |
キーワード5 | ライブビジネス |
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