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学科 | メディア学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | ポケモン消費論~なぜポケモンは売れ続けるのか~ |
内容 | 本論文では、メディア学の観点を用い「ポケットモンスター(以下ポケモン)」を分析している。第1章では「ポケモンとは何か」ということについて説明している。今後の議論に必要な背景知識を記載している。第2章では「現代人の消費体系」について述べた。ポケモンがどのように消費されているのかを分析するにあたり重要になる、「物語消費論」と「データベース消費論」について説明した。第3章では「ポケモンの消費体系」について分析している。ポケモンは「物語消費」と「データベース消費」の両面から楽しむことが可能であることを述べた。第4章では、ポケモンのメディアミックスとキャラクタービジネス商法について言及した。ポケモンは、市場への露出と物語の供給を途絶えさせない、という特徴を持っていることを分析している。全編を通して、何故ポケモンは長年にわたり人気を維持・拡大し続けることができるのか、ということについて考察したものである。 |
講評 | 2013年度の卒業研究は、きわめてバラエティに富んでいた。テレビのアイドル像、漫画の表現規制、妖怪のキャラクター化、ボーカロイト、表現の自由など、さまざまであった。アニメ、ゲーム、漫画、小説、表現規制など多岐にわたる。各人の関心や熱い思いが、個々の論文に反映されていて、読み応えがあった。資料的にはさらに探索すべき余地のある論考もあるが、取り上げたテーマに対する真摯な態度には、共感できるものが多かった。なかには400字で200枚近い力作もあり、熱意のほどがうかがえた。今年のゼミ生の数は30名近く。多人数であったため、個人指導という点では十分な指導が行えなかった点が反省点としてある。しかし、みんなそれぞれよくがんばったと思う。(竹内ゼミ) |
キーワード1 | ポケモン |
キーワード2 | 物語消費 |
キーワード3 | データベース消費 |
キーワード4 | キャラクタービジネス |
キーワード5 | メディアミックス |
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