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学科 社会福祉学科
年度 2008
ゼミ名 空閑 浩人
タイトル 障害児・者の家族支援のあり方に関する一考察 ~家族が抱える様々な「思い」を通して~
内容 本稿は、障害児・者を抱える家族への支援のあり方について考察を行ったものである。障害児・者を支える家族の現状や様々な「思い」や悩みに触れ、障害とは何かという問いから障害をめぐる今日までの歴史を踏まえ、障害をもう一度捉えなおすとともに、現在の様々な家族への支援の取り組みや事例に触れ、障害児・者の家族が暮らしやすい社会の実現に向けた支援とは何かを考えることを目的とした。
 まず障害児・者を抱える家族の現状について取り上げ、家族が抱える様々な「思い」に触れながら、家族を苦しめている大きな要因である「障害」とは何かを明らかにした。そして家族支援とは何なのか、現在行われている様々な取り組みを挙げながら支援とはどのようなものがあるのか、今後の課題やこれからの家族支援に求められていることを考えた。最後に障害児・者の家族が家族であり続けるために、家族が求めている変化についての考察を加えた。
講評 今年度のゼミ全体に共通するテーマは「ケア論」だったと思います。子どもや若者、高齢者、障害をもつ人々、何らかの生きづらさを抱える人々の誰もが、お互いに支え合うことができる社会、そのような社会のなかで誰もがお互いにケアし、ケアされる関係のなかにこそ一人ひとりの生活の安定や幸福があるということ、そしてどうすればそのような関係が共有していけるのかという問いなどについて、一緒に学び、考えたことが、それぞれの卒業論文で表現されていると思います。
キーワード1 家族支援
キーワード2 障害
キーワード3 家族の「思い」
キーワード4  
キーワード5  
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