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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 格差社会と子どもの「貧困」 ~日本におけるソーシャルワークの新しい課題~ |
内容 | 人生の目的は富を得ることではない。所持金で人の価値を諮るようなものの考え方は嫌だと多くの人が考えているであろう。 私たちの「しあわせ」のイメージは、「欲しいものが何でも買える生活」ではなくて、人と交わる喜びのある生活、能力が生かされ希望と見通しを持てる人生、人が相互に認め合える社会、こうしたものに近いのではないだろうか。 なぜ、貧困は問題なのか、初めに確認しておくと、それは貧困が単に「欲しいものが買えない」ということではなく、子どもの人生の機会と可能性を狭め、活動への参加を制限し、子どもを社会的に孤立させるからである。将来への見通しを奪い、誇りを持った人生を奪うからである。貧困は子どもの人生と「しあわせ」を壊す。 そこへ、子どもたちに関わるソーシャルワークはどう介入していくのか。重要性、課題・問題点を問う。 |
講評 | 今年度のゼミ全体に共通するテーマは「ケア論」だったと思います。子どもや若者、高齢者、障害をもつ人々、何らかの生きづらさを抱える人々の誰もが、お互いに支え合うことができる社会、そのような社会のなかで誰もがお互いにケアし、ケアされる関係のなかにこそ一人ひとりの生活の安定や幸福があるということ、そしてどうすればそのような関係が共有していけるのかという問いなどについて、一緒に学び、考えたことが、それぞれの卒業論文で表現されていると思います。 |
キーワード1 | 子どもの「貧困」 |
キーワード2 | 心の「貧困」 |
キーワード3 | スクールソーシャルワーク |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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