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学科 | メディア学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | earth music&ecology 宮崎あおい(2010年)のテレビCMの成功要因の分析 |
内容 | 2010年のearth music&ecologyのCMの成功要因は3つある。 第1に、「異化」の効果である。異化とは、本来普通に起こるべきことに、異和や亀裂を生じさせ、見る人を引き付ける効果のことである。CMではこの異化の効果を、CM内の風景、CM内の歌「1001のバイオリン」の歌詞や宮崎あおいの歌い方等に上手く盛り込み、視聴者に印象を残したのである。 第2に、宮崎あおいを起用した点である。ただ彼女を起用するのではなく、誰も見たことない「歌う宮崎あおい」をCMに登場させ、今までの彼女のイメージを逸脱し、ターゲットだけでなく、他の層からも注目を集めた。 第3に、「あした、なに着て生きていく?」のコピーである。このコピーでターゲットに服を着ることが気持ちの変化、延いては生きることへの繋がりを気付かせ、共感させた点である。 以上の理由から、CMは成功を収め、今までになかった女の子のことを想うかけがえのないブランドとして、ターゲットの心を掴み、同ブランドは成長したのである。 |
講評 | 青木ゼミの卒論では、広告表現、広告メディア、広告クエリエーター、キャンペーン、 ブランド、文化、環境などに関する具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などがあります。ゼミ生が、実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告 を企画・立案した経験に立脚して問題意識を発展させた上で書かれた力作論文です。 広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといった ようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。 |
キーワード1 | earth music&ecology |
キーワード2 | 宮崎あおい |
キーワード3 | クロスカンパニー |
キーワード4 | ファッション |
キーワード5 | 服 |
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