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学科 メディア学科
年度 2013
ゼミ名 青木 貞茂
タイトル 中央競馬(JRA)の人気再活性化のためのきっかけづくりプロモーション」
内容 1997年をピークに競馬人気の低迷が続いている。また、現在減り続ける売上・参加人数という問題もさらに深刻な問題が存在する。それは、「ファン層の高齢化」と「若者の競馬参加の少なさ」である。原因として、「ファン層が高齢化した競馬場は汚いイメージも伴い女性だけでは行きづらい」というものが調査としてわかった。しかし、同じ調査を通じて20代が他の年代より、競馬や馬に対し興味を持っていることも判明した。また、20代の人間は会社の上司・同僚・部下に対して素の自分を見せにくい面があることに対して、高校・大学時代の友人には家族に次いで素を出せる存在であることも分かった。そのため、20代をターゲットに絞り、高校・大学時代の友人との関係、具体的にはコンセプトを「気楽に会える同窓会の場としての競馬場」としての提供することで競馬場に来る機会を増やそうと考える。また、広告のボディーコピーには「世界と戦うスポーツを、世界を感じながら、親しい仲間とともに」を使う。このプロモーションの一環として、20代が「騒げる時は騒ぎたい」や「たくさんは飲まないが飲みニケーションは好き」というインサイトから、10月のG1ラッシュに合わせて1か月間開催日程の開催場でオクトーバーフェスを行う。
講評 青木ゼミの卒論では、広告表現、広告メディア、広告クエリエーター、キャンペーン、
ブランド、文化、環境などに関する具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などがあります。ゼミ生が、実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告 を企画・立案した経験に立脚して問題意識を発展させた上で書かれた力作論文です。
広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといった
ようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。
キーワード1 競馬
キーワード2 高齢化
キーワード3 固定化
キーワード4 20代
キーワード5 オクトーバーフェス
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