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学科 | メディア学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | 真のクールジャパンを創出するために |
内容 | 21世紀を迎えた今日、「MANGA」や「Japanimation」をはじめとした日本の文化が世界中から注目されている。日本政府は、2010年、経済産業省製造産業局に、日本の戦略産業分野である文化産業の海外進出促進、国内外への発信や人材育成等の政府横断的施策の企画立案及び推進することを目標とした「クールジャパン室」を設置した。つまり、政府が国家事業として税金を投入し、政策として日本の「文化の力」を利用しようというのだ。そうして進みだした「官製」クールジャパン戦略だが、現状国内の支持が得られていない。大きな原因の一つとして、クールジャパンという概念は海外で注目され入ってきた流れであり、決して日本が自らを評価したものではなく、このことより日本国内でのクールジャパンに対する捉え方、考え方が定まっていないということが挙げられる。クールジャパン戦略を通して、日本人自身が日本の魅力を再発見し、国内一体となったとき、初めて戦略の歯車が回り始めるのではないだろうか。 |
講評 | 青木ゼミの卒論では、広告表現、広告メディア、広告クエリエーター、キャンペーン、 ブランド、文化、環境などに関する具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などがあります。ゼミ生が、実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告 を企画・立案した経験に立脚して問題意識を発展させた上で書かれた力作論文です。 広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといった ようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。 |
キーワード1 | クールジャパン |
キーワード2 | ポップカルチャー |
キーワード3 | ソフトパワー |
キーワード4 | 政策 |
キーワード5 | コアイメージ |
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