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学科 社会福祉学科
年度 2008
ゼミ名 空閑 浩人
タイトル 児童の心の発育と環境 ―心の居場所があるということー
内容  本稿は児童自立支援施設に実習に行き、児童の心の発育と親や、周囲との人間関係、児童自身を囲む周囲の人間関係が児童に与える影響ははかりしれないものであると、児童との1月の生活の中で実際に心の底から考えさせられたのが書くきっかけとなった。まだ自分の意思だけでは自分の人生を十分に歩き出せていないもろくて、アンバランスな幼児期や思春期に、自分は自分であってよいと感じさせてもらえる人や場所との、結びつきがあるのとないのでは、成人してからもその後の人生に大きくかかわってくるのである。それは、その子自身の人を信じれる力であったり、また向き合う相手からも信じてもらえるその子の総合的な魅力の部分になっていく。同じように成長して、生きていくのであれば、その子が自分自身を肯定できて、いっぱいに活用して生きていけれるようになるのが、またそのような人間関係や環境を整えていくことが今の発育にとって本当に大切であると考える。
講評 今年度のゼミ全体に共通するテーマは「ケア論」だったと思います。子どもや若者、高齢者、障害をもつ人々、何らかの生きづらさを抱える人々の誰もが、お互いに支え合うことができる社会、そのような社会のなかで誰もがお互いにケアし、ケアされる関係のなかにこそ一人ひとりの生活の安定や幸福があるということ、そしてどうすればそのような関係が共有していけるのかという問いなどについて、一緒に学び、考えたことが、それぞれの卒業論文で表現されていると思います。
キーワード1 心の発育
キーワード2 環境
キーワード3 自己肯定感
キーワード4  
キーワード5  
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