詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 日本音楽教育の教育文化史的研究 ―明治期以降を中心に― |
内容 | 今日の音楽教育では西洋音楽が偏重されているということは言うまでもない。学校教育に限らず、日本の音楽全体が西洋を基盤に置いている。その原因は西洋音楽が導入された明治期以降にあると見ている。 昨今の日本では受験競争によって知識偏重の教育を行う時代が続いている。こういった現状では、音楽や美術、体育などといった人間の心身の発達に影響を与える「副教科」は軽視されがちである。このような知識重視の風潮において、音楽教育はどうあるべきなのか。長期的なスパンで教育を考えるならば、「副教科」は本来重要視されるべきではないだろうか。 近代的な国民の養成を目的に導入された音楽教育は、時代とともにその役割を変容させてきた。近代以降の音楽教育がどのような変遷を辿ってきたのか、明治期、戦中、戦後と見直すことによって、現代の音楽教育の課題と展望を考察したい。 |
講評 | 就職等で若干取り組みが遅かったが、集中してかなりの精力を論文に費やしたため、一定の成果が出ています。 |
キーワード1 | 日本音楽教育史 |
キーワード2 | 伊沢修二 |
キーワード3 | 小学校学習指導要領音楽科 |
キーワード4 | 唱歌 |
キーワード5 | 西洋音楽教育 |
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