詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | 自分の経験を通じて考える部落差別 |
内容 | 本稿は三章で構成されており、一章では、被差別部落の歴史と差別について概観した。部落や部落に対する差別がどのようにして生まれたのかということ、また、各年代における特徴はいかなるものなのかについて論じている。二章では、全国水平社発足の歴史や活動、水平社発足と同時に、人々が活動してきた現代までの背景について述べている。三章では、筆者のこれまでの経験を通じて考えてきたことをもとに、現在の部落問題や、差別をなくしていく方途を考察した。本稿のテーマは、筆者がこれまで身近に学んできたことと、文献を通じて理解したこととを重ね合わせ、自らの体験と比較するなかで、改めて部落差別について、考えたものである。 |
講評 | 本論文は、みずからの活動をふまえて部落問題の現状と問題解決について考察したものである。文献資料だけでなく、実際の運動や近年の取り組みを取り上げている点で評価できる。差別問題の解決に向けて、私たちのどのような側面を発達させていけばいいのかを検討することが今後の課題であろう |
キーワード1 | 部落差別 |
キーワード2 | 同和教育 |
キーワード3 | 差別意識 |
キーワード4 | 全国水平社 |
キーワード5 | 部落解放運動 |
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