詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | 中国農民工の教育格差問題について |
内容 | 中国留学を通して、思っていた以上に所得や人々の暮らしに差があることに衝撃を覚え、人が生きていく上で必要不可欠な教育的側面から中国格差問題について考えていきたいと思った。中国の経済発展に伴い、多くの都市戸籍を持てないままの農民労働者が都市へと出稼ぎに出た。この農民労働者は本論文のキーワードでもある「農民工」と呼ばれる存在である。中国では都市戸籍か農村戸籍かの違いだけで格差が起きてしまう現状がある。都市戸籍をもっていないがゆえに、農民工たちは都市で大学受験するにも合格ラインが異なったり、社会保障制度に含まれる医療や義務教育を受けられなかったりする。中国の教育的格差問題を考える上で農民工の存在は切っても切り離すことのできないものである。本論文では私自身が留学中に見聞きした事や、中国語の文献を用いて、中国の教育格差問題の中で特に問題視されている農民工の子どもの教育問題について考えていきたい。 |
講評 | 自身の中国留学体験から、中国の農民工子弟の教育格差問題、農民工子弟の学校について論じている。日中双方の文献や資料を使用し、詳細な検討を加えている。先行研究が少なく、資料を得ることすら難しいテーマに意欲的に取り組んでいる点が評価できる。 |
キーワード1 | 教育格差 |
キーワード2 | 農民工 |
キーワード3 | 農民工子弟学校 |
キーワード4 | 義務教育 |
キーワード5 | |
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