詳細 | |
---|---|
学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | 目標と動機づけについて――マズローとポジティブ心理学 |
内容 | 第一章では、動機づけ理論の基本に関して、特定の動機づけについて論じた。また、それに加え、活動にどの程度の努力を注ぎ込む心構えがあるかという観点から、内発的・外発的動機づけについて考察した。第二章では、アメリカの人間性心理学の創始者であり、心の病的側面だけでなく、自分らしさや、やりたいことなど強みを活かす自己実現の心理学を目指したアブラハム・マズロー(1908―1970)の五段階欲求説をもとに、動機づけについて述べる。そこでは、マズローの言う自己実現的人間について考察している。第三章では、ポジティブ心理学をとりあげ、マズローとの共通点を指摘する。どのような気持ちで働くか、あるいはどのようにして物事に取り組むかによってモチベーションが変わってくる。そのモチベーションをどう高めていくかを考えていく。これらすべてに共通しているのが、目標を達成するまでに必要となる動機づけであり、その重要性について論じている。 |
講評 | 人間の、向上しようとする目標行動を動機づけるものについて考察をしている。基本的な動機づけの議論に加えて、マズローの見解、最近のポジティブ心理学を取り上げている点が評価できる。マズローやポジティブ心理学については、さらにいっそうの理解を深める必要がある。 |
キーワード1 | 動機づけ |
キーワード2 | 目標 |
キーワード3 | 基本的欲求 |
キーワード4 | 自己実現 |
キーワード5 | ポジティブ心理学 |
戻 る |