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学科 教育文化学科
年度 2013
ゼミ名 中川 吉晴
タイトル 将棋の教育文化学
内容  本稿では、教育や人間形成という点において将棋にどのような効果があり、またどのようなことが期待できるかについて、プロ棋士である羽生善治を取り上げて考察した。第一章では、将棋がどこから生まれ、どのようにして広まっていったのか、また日本において将棋はどのように庶民に親しまれていったのかという歴史的側面について触れている。さらに中国と韓国の将棋と日本の将棋の違いについて、それぞれ比較しながら論じた。第二章では、羽生の人物紹介と、将棋で大切な「集中力」や「勘」、「感性」について、彼の考えを取り上げまとめた。第三章では、将棋と教育、将棋と人間形成という点に焦点を当て、将棋がそれらにどう影響するのか、さらには、日本将棋連盟が将棋を学校教育に導入する動きについて述べた。
講評  将棋の教育文化的な意味を明らかにしようとした論文である。歴史的概観だけでなく、羽生氏を取り上げ人物論もおこなっている。また、将棋と実際の教育との関係についても議論している。課題としては、囲碁やチェスといった将棋以外のものとの比較をおこない、将棋の独自性を明らかにすることがあげられる。
キーワード1 駒の再使用
キーワード2 大局観
キーワード3  
キーワード4  
キーワード5  
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