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学科 教育文化学科
年度 2013
ゼミ名 中川 吉晴
タイトル 価値教育からみる道徳教育
内容  今日、子どもたちの心の荒廃の問題は、見過ごすわけにはいかない喫緊の課題となっており、子どもたちへの心の教育が学校に強く求められている。心の教育において重要な役割を果たす「道徳教育」では、「道徳の時間」で道徳的価値の自覚を深め、よりよく生きようとする児童生徒の育成を目指すことが必要である。子どもたちが新しい時代を主体的に生きていくためには、自分の判断や行動の規準となり、生き方を定めていく、自分なりの価値観が大切であると考える。自分の生き方について自信をもつことのできる能力を育てるのは、道徳教育の役割である。また、道徳教育は学校教育の全教科・領域の中においても重要な位置にある。そこで本稿では、学校における道徳教育が、新しい時代を生きていく子どもたちに対して、必要な道徳的価値をどのように育んでいくべきなのかを考察し、今後の道徳教育における方向性を構想していく。
講評  道徳教育を価値教育論の観点から考察している。価値教育のなかで、価値明確化、モラルジレンマ、人格教育、美徳教育をとりあげ考察している。それぞれ立場が異なり、どれが最適かを決めたり、普遍的な価値を決めたりすることは決して容易にできるものではない。むしろ重要なのは、立場に対して意識的になることであろう。また価値判断をする能力、決める力のような資質をいかに形成するか、ということについて考察することが重要であろう。
キーワード1 道徳教育
キーワード2 価値
キーワード3 人格
キーワード4 美徳
キーワード5  
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