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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 小山 隆 |
タイトル | 発達障害とともに生きるための福祉的支援 |
内容 | 近年、発達障害という言葉をさまざまな場面でよく耳にするようになった。しかし、その言葉の普及に比べ、発達障害に対する正しい理解は十分になされていない現状がある。また、発達障害者はこれまでの制度や施策の谷間におかれ、社会生活上さまざまな困難を抱えているにも関わらず、適切な支援を受けにくい状況にあった。 本論文では、発達障害の基礎を理解するためにその定義や種類、歴史について触れ、さらに、発達障害の特性から乳幼児期、学齢期、学校卒業後のそれぞれの段階においてどのような困難に直面しやすいかを述べ、その困難に対しておこなわれている支援の現状と課題を明らかにしている。そして人権擁護の視点から、発達障害への社会的啓発の重要性について言及し、今後発達障害者に対する支援はどうあるべきかについて考察をおこなった。 |
講評 | 19名全員が無事、卒業論文を提出しました。福祉実習の経験やボランティア体験などを契機にテーマを選んだ学生が多かったようです。分野的には児童・障害関連から、医療、地域、高齢と広範囲にわたり、内容は「虐待」「負の世代間連鎖」「孤独死」といった反福祉状況への対応について論じたものもあれば、QOLの向上を考えて、施設養護や里親制度の意義を考えるもの、また家族支援について論じたものなど、多様な問題意識からの展開がありました。 |
キーワード1 | 学習障害 |
キーワード2 | 注意欠陥多動性障害 |
キーワード3 | 広汎性発達障害 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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