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学科 教育文化学科
年度 2013
ゼミ名 中川 吉晴
タイトル ガンディーと教育
内容  今日、インドでは、急激な経済成長を遂げる一方、格差が拡大し、依然として教育を受けられない子どもが多数存在している。そこで、「インド独立の父」と称されるガンディーの教育思想をもとに、現代のインドにおける教育を考察した。まず第1章では、ガンディーの生涯について触れた後、彼が行った三つの特徴的な行動について論じた。ガンディーの思想について論じ、彼がインドのために生涯を捧げたことを明らかにした。次に第2章では、ガンディーの教育思想について論じ、正規の学校教育に対する批判、手仕事の重要性など、ガンディーの主張を明確にした。また、タゴールの思想との比較を行い、両者の共通点や相違点、特徴も述べた。最後に第3章では、ガンディーの主張する農村や手仕事の重要性を軸に、それが現代のインドにもたらす意義を論じた。その際、ストリートチルドレンなどを具体例に挙げ、公立学校の少なさや農村の荒廃を指摘した。
講評  インドのストリートチルドレンの関心から、インドの教育、とくにガンディーの教育論に注目している。ガンディーの重視した農民、農村が現在どのようになっているのか、ガンディーの教育論自体はどのような形で実現されているのか、あるいはされていないのか、インドの現状を知ることは資料的には容易ではないであろうが、それらの面での考察が今後の課題であろう。
キーワード1 ガンディー
キーワード2 教育
キーワード3 農村
キーワード4 手仕事
キーワード5 ストリートチルドレン
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