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学科 教育文化学科
年度 2013
ゼミ名 中川 吉晴
タイトル スポーツ競技におけるコーチングの影響について
内容  本論文では、スポーツ競技におけるコーチングの影響について考察している。第1章では、コーチングの要素について述べ、指導者の役割や方法について考えた。コーチングは指導という意味だけでなく、選手に「教え、伝え、能力を引き出す」ことも意味する。第2章では、日本女子サッカー代表「なでしこジャパン」を取り上げ、佐々木則夫監督の方法を考察し、女性の特徴や、チーム競技において重要な部分を取り上げた。佐々木監督の方法は、技術を教えるだけでなく、主体性を持たせることや、コミュニケーションの取り方に工夫がみられた。第3章では、同志社大学体育会ラクロス部で、筆者が実際に指導を受けた三人のコーチからアンケート調査を行った。それぞれの回答から、指導に対する考え方や方法の違いが明確となった。以上のことから、女子のチーム競技でトップを目指すにあたり、コーチングがどのような役割を果たし、チームや選手にどのような影響を与えているのかについて考察した。
講評  女子チームスポーツにおけるコーチの役割をとくに論じたものである。コーチングの歴史や理論を紹介したうえで、女子サッカーチームの例をあげ、さらにみずから所属しているチームのコーチに対する聞き取りの結果を取り入れている。聞き取りは評価できるが、課題としては、他のチームとの比較をとおして、コーチの役割をもっと客観的に把握することがあげられる。
キーワード1 コーチング
キーワード2 ティーチング
キーワード3 協調スタイル
キーワード4 脱皮型
キーワード5 共創型
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