詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2013 |
ゼミ名 | 山田 礼子 |
タイトル | 「日本への短期留学と海外への短期留学の実態調査-日本人留学生と外国人留学生へのインタビュー調査から-」 |
内容 | 本稿は、自身の留学経験から問題意識を設定し、日本人と外国人へのインタビューを通して、短期留学の実態調査を行った論文である。第一章では世界的に留学生の数が増加している一方で、日本人の留学生数が減少していることを明らかにする。第二章では、その中でも日本では短期留学の数が増加傾向にあることに焦点を当て、先行研究を用いて短期留学の意義について示唆していく。そして第三章では、短期留学を経験したことのある日本人大学生と現在短期留学を行っている外国人留学生に対してインタビュー調査を行い、短期留学の実態に迫った。この調査から、日本人大学生は、外国人留学生に比べ、4年以内で大学を卒業し、それまでに就職活動を終了することを強く望んでおり、そうした理由から短期留学を望む学生が日本では増加しているのではないかということが明らかになった。 |
講評 | 2013年度の卒業論文執筆者は6名であった。全員が高等教育に関連したテーマを扱い、「留学に関する問題」、「高校への大学広報のあり方」、「就職支援システムの分析」、「編入制度に関する問題」、「私立大学の教員養成制度に関する問題」、「私立大学の新学部設立の動向」等が具体的なテーマであった。昨年ゼミ担当教員が国内研究で3年生ゼミを担当していなかったことから、4年次から全員が本ゼミに所属して研究を進めてきた。指導時間が短かったにも関わらず、各人が自主的に、自律的に研究を進め、例年以上に論文執筆は順調であったというのが印象である。当該ゼミでは、生のデータを集めて、分析するということが最も大きな壁であるが、それにも全員が積極的に関わり、自立的に進めてきただけでなく、学生同士が協力しあい、励まし合いながら論文執筆を行ってきた。このような経験は貴重であると思うし、是非社会に出ても、こうした経験を活かすことを期待している。 |
キーワード1 | 短期留学 |
キーワード2 | 留学生数の減少 |
キーワード3 | 留学の意義 |
キーワード4 | 留学の阻害要因 |
キーワード5 | |
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