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学科 社会福祉学科
年度 2008
ゼミ名 小山 隆
タイトル コミュニティ・ディベロップメントの歴史的展開から学ぶ これからの国際社会福祉
内容  グローバリゼーションが進む今日、社会福祉の分野でもその影響が大きくでてきている。国境を越えたグローバルな貧困や飢餓の問題をはじめ、国際労働、地域紛争、国際犯罪など福祉に関する社会問題が緊急課題となっており、その解決のための国際的な介入が求められている。それに伴い、社会福祉を考える上で、国際的な視野をもつことが必要となってきた。
本論では、国際社会福祉の基本的な概念をおさえた上で、コミュニティ・ディベロップメントの発祥や歴史を遡り、そこから国際社会福祉の発展につながる可能性について考察した。また、アジアにおけるコミュニティ・ディベロップメントの実践を例に挙げ、福祉先進国だけでなくアジアに学ぶという視点を提案した。そして、ODAやNGOに代表される社会福祉分野における日本が行う国際協力の課題に言及し、これからの国際社会福祉が目指すべき方向について考えた。
講評  19名全員が無事、卒業論文を提出しました。福祉実習の経験やボランティア体験などを契機にテーマを選んだ学生が多かったようです。分野的には児童・障害関連から、医療、地域、高齢と広範囲にわたり、内容は「虐待」「負の世代間連鎖」「孤独死」といった反福祉状況への対応について論じたものもあれば、QOLの向上を考えて、施設養護や里親制度の意義を考えるもの、また家族支援について論じたものなど、多様な問題意識からの展開がありました。
キーワード1 コミュニティ・ディベロップメント
キーワード2 国際社会福祉
キーワード3 グローバリゼーション
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