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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 小山 隆 |
タイトル | 知的障害児とその家族を支える社会を考える |
内容 | 障害者自立支援法が施行され、知的障害児をとりまく現代の社会のあり方は決して生活しやすい状況にあるとはいえない。では、どんな社会であることが本当に「生きやすい社会」であるといえるのか。本論文では、知的障害児だけでなく、親、そしてこれまで支援体制が遅れてきた障害児のきょうだいについても焦点を当て、それぞれにとってどのような支援、施策があることが望ましいのかについて考察を行った。 日本における障害児支援の歴史と現状について踏まえつつ、家庭の生活基盤である地域の福祉社会資源、日中活動の場である学校についてもそのあり方について現状と課題について論じ、行政や自治体に望まれるサービス、施策について論及した。 また、実際に障害児の親御さんによるインタビューも交えつつ、それぞれの家族が抱える心境についても焦点を当て、生活のさまざまな場面において、どういったサポートが望まれているのかについて言及し、児童、そして家族にとって望まれる社会のあり方について論じた。 |
講評 | 19名全員が無事、卒業論文を提出しました。福祉実習の経験やボランティア体験などを契機にテーマを選んだ学生が多かったようです。分野的には児童・障害関連から、医療、地域、高齢と広範囲にわたり、内容は「虐待」「負の世代間連鎖」「孤独死」といった反福祉状況への対応について論じたものもあれば、QOLの向上を考えて、施設養護や里親制度の意義を考えるもの、また家族支援について論じたものなど、多様な問題意識からの展開がありました。 |
キーワード1 | 社会資源 |
キーワード2 | 家族支援 |
キーワード3 | 地域生活 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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