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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 上野谷 加代子 |
タイトル | エンパワメントとは何か~ソーシャルワークの視点を用いての考察~ |
内容 | 現代社会はストレス社会とも言われ,日常生活の日々の中において自信や自己肯定感といった「自分を大切にできる感情」を失ってしまうことは誰にでもあるだろう.日本における自殺者の多さが,その事実を物語っているのではないだろうか.筆者は「自分を大切にできる感情」を失う状態をディスエンパワメン(disempowerment)であるとし,その状態から回復する過程のことをエンパワメント(empowerment)であると位置づけた.人が死に追いやられる前に,エンパワメントすることはできないだろうか.エンパワメントのためには何が必要なのだろうか.そもそも,社会福祉にも用いられているエンパワメントとは何を表しているのか.本論文では,歴史や筆者自身の経験から定義を導き出した上で,日本の現状を踏まえてソーシャルワークの視点からエンパワメントとは何かを考察し,明らかにしていく. |
講評 | 本論文は、人が死に追いやられる前に、エンパワメントすることはできないだろうか。エンパワメントのためには何が必要なのだろうか。そもそも、社会福祉にも用いられているエンパワメントとは何を表しているのか、の問題意識を大切にし、理論の歴史的展開や筆者自身の経験から定義を導き出した上で、日本の現状を踏まえてソーシャルワークの視点からエンパワメントとは何かを考察し、明らかにしている。問題意識が明確なので説得力がある論文である。 |
キーワード1 | エンパワメント |
キーワード2 | ソーシャルワーク |
キーワード3 | ディスエンパワメント |
キーワード4 | 自殺 |
キーワード5 | |
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