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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 宍粟市の林業を考える |
内容 | 近年,世界有数の森林大国である我が国の林業が危機に瀕している.戦後から続く外材依存,木材の価格や需要の低下,新規林業従事者の減少に伴う従事者の高齢化.様々な問題が日本各地の林業を苦しめている.兵庫県でも随一の森林資源を誇る,我が故郷宍粟市も例外では無い. そこで,本稿では,林業が現在に至るまでどの様に推移して来たのかを振り返り,何故今現在の様な荒廃を招いてしまったのかを分析する.そして,現場で働く方々と会話をする中で見えて来た,宍粟市の林業が抱える様々な問題に向き合う.長らく低迷している林業の為には早急な解決策を提案する事が望ましいのかもしれないが,本稿では恒久的な宍粟市の林業の発展と言う事を念頭に,中長期的な視点で,宍粟市がどの様な取り組みをして行けば良いのか,街づくりをして行けば良いのかと言う事を考え,提案したいと思う. |
講評 | 今回の卒業生の論文7名のうち、全部で3つがいわゆる自分の地元の今後の行く末をテーマにしている。本論文もいわゆる「郷土愛」が行間ににじみ出ていて好感をもてる。それだけでなく、我が国の林業の動向、宍粟市の林業の動向を詳しく検討し、また、地元の市役所、木材市場の業者の方へのインタビューを通して、今後のあり方を考え、「6次産業化」に活路を見出そうとしている。5年、10年後という中・長期的な視点で今後も出身地の林業の営みを注視していってほしい。 |
キーワード1 | 「林業」 |
キーワード2 | 「6次産業化」 |
キーワード3 | 「ウェルネスタウン」 |
キーワード4 | 「バイオマスタウン」 |
キーワード5 | |
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