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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 声なき貧困に寄り添う社会へ -孤立する若者ホームレスと社会的包摂- |
内容 | 現在の貧困は発展途上国だけでなく,先進国でも大きな社会問題の1つになっている.日本の生活保護受給者は約216万人で子供の6人に1人は貧困状態にある.近年,特に注目を集めているのは子供や若年層の貧困である.若年ホームレスと呼ばれる人々は,ネットカフェ等を拠点として生活している場合が多く,支援団体などの手が届かないことも多い.社会にある隠された貧困の背景や現状を明らかにし,必要な支援の在り方を考察する. まず初めに,事例を挙げて現代の貧困の現状を考察する.次に近年注目されている若年ホームレスに焦点を当て,彼らの実態や,なぜ若年者がホームレスに陥るケースが増加しているのかを論じる.そして,若年者が貧困から抜け出すために取り組まれている現在の支援から課題を明らかにする.最後に,貧困問題における社会包摂の重要性を明らかにし,アメリカのNPO団体の活動を取り上げながら新たな支援の可能性を証明していく. |
講評 | 本論文は、近年注目を集める若年層の貧困問題に取り組んだ労作です。高齢者や障害者等と比較して、支援の手が届かない若年ホームレスの人々に注目し、そのような状況に至る背景を丁寧に分析しつつ、貧困から脱却するための支援について論じられています。 |
キーワード1 | 社会的包摂 |
キーワード2 | 若者ホームレス |
キーワード3 | 貧困 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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