詳細
学科 社会福祉学科
年度 2014
ゼミ名 空閑 浩人
タイトル 子どもの貧困に対する対策と実践~貧困が子どもの成長に影響しない社会の実現のために~
内容  本稿は,生まれ育った環境により子どもの将来が左右されてしまう社会の現状に対し,実習の経験により疑問に感じた著者が,貧困が具体的に子どもの成長にどのように影響を与えているのかを明らかにしながら,求められる実効性のある対策について考察していく.
 まずはじめに,今日日本で子どもの貧困がどのように認識されているのかについて,子どもの貧困の定義,現状を取り上げて明らかにする.次に,子どもを取り巻く経済環境によって子どもの成長が決定されることを,教育や就労,虐待等具体例を取り上げながら論じる.また,貧困により生み出された状況が世代間で連鎖していることも述べる.
 そこから,子どもの貧困に対して求められる対策について考えていく.現行の制度や政策の現状を取り上げてから,問題点と今後の課題について述べる.最後に,子どもの貧困対策法をふまえて,優先的に実践すべき対策とする,学習支援事業について考察していく.
講評 本論文は、近年注目されている「子どもの貧困」の問題に取り組んだ論文です。生まれ育った環境によって子どもの今や将来が左右される現状への認識から、対策のあり方について論じています。筆者も携わっている学習支援事業の必要性が強く主張されています。
キーワード1 子どもの貧困
キーワード2 世代間連鎖
キーワード3 所得の再分配
キーワード4 子どもの貧困対策法
キーワード5  
戻 る
Copyright (C) Doshisha University All Rights Reserved.