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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 認知症高齢者とどう関わるか ~傾聴の効果を探る~ |
内容 | 幼い頃から高齢者と関わる機会が多かったが,どう接すれば良いかわからず疑問であった.社会福祉協議会の実習で様々な人と関わった際,傾聴することで相手と信頼関係を築くことができ,傾聴の効果を感じた.特に認知症高齢者は,認知症の症状に不安を抱えていることが多く,寄り添うことの意義を感じた.そのような不安の中で認知症高齢者は自ら考え,行動している.周囲の人は,行動を否定するのではなく,話をじっくり「聴く」ことが重要なのである. 初めに,認知症高齢者と関わることの困難さ,認知症ケアにおける周囲の理解の必要性を述べる.次に,傾聴することが相手にケアなることを示し,認知症高齢者の話を傾聴することで起こりうる効果を考察する.続いて認知症高齢者の話を傾聴する際,周囲の人に何が求められるかを述べる.そして,傾聴ボランティアや実習体験を具体例として挙げ,今後,認知症高齢者に対して周囲の人がどう関わるべきかを示す. |
講評 | 本論文は、近年様々に取り組まれている認知症高齢者へのケアに関して、基本的なコミュニケーションのあり方について考察したものです。筆者自身の実習での経験も踏まえつつ、改めて「傾聴」がもつ意義や効果、可能性についてわかりやすく論じられています。 |
キーワード1 | 認知症高齢者 |
キーワード2 | 傾聴 |
キーワード3 | 認知症ケア |
キーワード4 | 周囲の対応 |
キーワード5 | |
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