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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 発達障害児の親支援 -心理的サポートを通して障害受容の促進を考える |
内容 | 近年,発達障害児への関心は高まりつつあるものの,発達障害児の親に焦点を当てた研究は数少ない.発達障害児は,外見上では異常が認められないため,母親は自身の子供の障害を受容する過程で,子供の障害に対する疑いと障害を否定したい気持ちの両極で揺れ動く.また,発達障害であるが故の行動を,子供の性格や親の養育態度が原因とされ,親は社会の中で非難や誤解を受けて孤立してしまうことや,子育てに対する自信や意欲を失ってしまうこともある.それゆえ,母親には多大な心理的負担がかかっているのが現状である. 本稿では発達障害児の適切なサポートのために,まずは母親に焦点を当て,母親の心理的負担となっているものは何か,母親の生の声から考察し,その軽減策を述べる.そして,母親が心理的サポートにより自信を取り戻し,自己受容することを通じて,自身の子供に対する障害受容を促し,間接的に子供へのサポートにつなげる. |
講評 | 本論文は、自らの社会福祉実習での経験に基づいて、障害児の親支援のあり方を考察したものである。「見えにくい」とされる発達障害の子どもに焦点を当て、発達障害ならではの障害受容の難しさを踏まえた親支援のあり方について、丁寧に論じられている。 |
キーワード1 | 障害受容 |
キーワード2 | 発達障害 |
キーワード3 | 母親 |
キーワード4 | 心理的サポート |
キーワード5 | |
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