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学科 社会福祉学科
年度 2014
ゼミ名 黒木 保博
タイトル 日韓における養子縁組のありかたについて -家庭で育つということ-
内容 筆者は昨年、孤児院に預けられた子どもたちの葛藤や養子縁組について描かれた韓国映画「冬の小鳥」を観て,養子縁組の実態や児童養護施設の実態について興味を持った.また家庭で育つということはどういうことか,養子縁組のあるべき姿について考えたいと感じこのテーマを選んだ.本論文は養子縁組制度を取り巻くさまざまな環境を捉え,日韓を比較しながら養子縁組はどうあるべきかについて考察し,家庭的養護の重要性について考えることを目的とする.
 まずⅠでは養子縁組がどのような制度であるか,その歴史と現状を述べた.Ⅱでは児童養護施設について,施設概要や職員の働き方について考察した.Ⅲでは養子縁組斡旋機関について述べ,そのあるべき姿について日韓を比較しながらまとめた.Ⅳでは,養子縁組を法制度の面から捉え,そこから見える課題を明らかにした.Ⅴでは,施設養護の限界点と,家庭的養護の重要性について主張した.
講評 本論文は論旨が明快であり,構成力がしっかりとした論文となっている.
キーワード1 「養子縁組」
キーワード2 「施設養護」
キーワード3 「家庭的養護」
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