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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | ドメスティックバイオレンス加害者へのアプローチ |
内容 | ドメスティックバイオレンスについては,その緊急性から被害者の安全の確保を最優先とし,多様な施策が進められている.現在の日本における取り組みも,被害者の支援が中心となっている.その一方で,2001年4月に公布された「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」では,加害者の更生に向けた調査研究の必要性が掲げられている.加害者が変わらなければDV問題の根本的な解決には至らない.このような状況を踏まえ,本論文ではDVの特性や,加害者の特徴,DV取り組みの歴史などを整理した上で,DV加害者へのアプローチがどうして必要なのか,また,「DV先進国」アメリカでの取り組みを参考に,目指すべき日本の加害者支援について論じていく. |
講評 | 筆者はDVの問題への取り組みを多角的にとりあげ、特に加害者への支援に着目した。とりわけDV対策の「先進国」でもあるアメリカの脱暴力プログラムの歴史と現在の内容を紹介し、日本の目指すべき加害者支援のあり方を考察した。歴史がまだ浅い日本の加害者プログラムの普及とその成功に必要な要素も整理でき、優れた論文を仕上げた。今後もぜひこのテーマに関心を持ち、フォローし続けていただきたい。 |
キーワード1 | DV |
キーワード2 | 加害者支援 |
キーワード3 | 脱暴力プログラム |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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