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学科 社会福祉学科
年度 2014
ゼミ名 Martha MENSENDIEK
タイトル 日本における中国人の現状・課題・支援策について
内容 2007年から、日本に外国人登録をしている中国人は日本の登録外国人に占める割合が第 1 位となった。この中には、労働者として日本で就労している者と留学生として日本で勉強している者が多い。日本の企業に雇用されている外国人労働者のうち、 四人に一人が中国人である。中国人留学生は日本における留学生の総数の6割以上を占めている。現在中国人は日本人の生活の中で欠かせない存在とも言える。
現在、日本における中国人が各分野で活躍しているにもかかわらず、人権問題をかかえる技能実習生の待遇問題、外国人に対する生活保護の措置が日本で生活している中国人の大きな課題になったと思われる。
本稿では、日本における中国人が直面している問題を注目し、日本に生活している中国人の代表的な事例も取り上げ、日本における中国人をめぐる現状や問題点や支援策を検討する。日本政府、学校、日本社会ともに努力し、多文化共生社会造に力を入れ、日本をもっと住みやすい、魅力のある国になれる道を考察する。
講評 本論文は日本在住の中国人に着目した。詳細なデータを通してその現状を紹介し、制度的な問題などを分析し、支援体制のあり方を考察した。とりわけ深刻な研修・技能実習制度の問題は注目するべき点であり、これからさらに研究を深めて欲しい問題である。日本で増え続けている中国人が日本にどのように貢献しているのかという視点も重要である。国家間の対立が強調され排外主義が深刻化する中、多文化理解に貢献しうるこういった研究は貴重なもので、進学を志す筆者にはこのような研究を通しての活躍を期待している。
キーワード1 日本における中国人
キーワード2 外国人研修・技能実習制度
キーワード3 生活保護
キーワード4 多文化共生社会
キーワード5  
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