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学科 社会福祉学科
年度 2014
ゼミ名 山田 裕子
タイトル 若年性認知症 ― 本人と家族支援の在り方を考える ―
内容 若年性認知症家族会に参加し,家族が様々な悩みや困難を抱えていることを知った.老年期の認知症とは異なり,若年性だからこその問題に直面する.若年性認知症は発症者数も老年期に比べ少なく,社会の認知度も低い.その為,適切な制度や支援に繋がらず,孤立してしまう家族も少なくない.では家族を支える家族会の果たす役割とは何なのか,若年性認知症本人や家族が安心して暮らすことのできる社会にするためにはどうすればいいか,若年性認知症をとりまく現状を理解するとともに,本人やその家族に対する支援方法を明らかにする.まず始めに,認知症の定義や症状について理解を深め,適切な対応について述べる.次に,若年性認知症の症状や問題を,老年期の認知症との違いから明らかにする.最後に,家族会の果たす役割を知るため,家族会へ参加し,「本人・家族」「専門職・施設」「公的な制度」の3点に分けて,今後すべきことの考察を行う.
講評 本論文の筆者は、実習で家族の生の声を聞き関心を持った若年性認知症について調べた。老年期まえの、まだ働き盛りでの発症は、あまり知られていないことから家族の困難は測り知れないが、統計的な数、病状の特徴、3番目に多い前頭側頭葉型認知症の症状と対症法などと、若年性特徴などをよく調べている。特に、4章の家族への支援では、若年性認知症の家族会の果たす役割、特に専門職の関わりを調べるために、家族会に参加して、数が少ない上に、介護保険制度上のサービスでは、若年ゆえにそぐわないことも多い家族に対するケアを詳細に学ぶことができた。
キーワード1 若年性認知症
キーワード2 家族支援
キーワード3 家族会
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