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学科 社会福祉学科
年度 2014
ゼミ名 山田 裕子
タイトル 介護ビジネス
内容 これから日本は超高齢化社会になっていき,少子高齢化が進むにつれて介護ビジネスは大きな役割を担っていくのではないかと思う.そして,高齢化が進むにつれて介護ビジネス市場は潤っていくのである.今後介護ビジネスは注目を浴びることになるだろう.そこで,介護保険制度やコムスン事件のような民間事業の問題を取り上げ介護ビジネスとは何かということをみていく.そして,実習を通して見えてきた介護施設などの問題や高齢化社会に向けて自分もまだまだ準備不足だと感じる.問題というのはその現場の人手不足や給与問題,周辺住民の理解の低さである.現場では一人で何人もの障害者や高齢者を見なくてはならず,常に目を配らなくてはならない状況でいつ事故がおきてもおかしくない.加えて,福祉業界は給与が他の業界より低いために男性の担い手不足であることも問題である.そして,周辺住民の介護に対する関心のなさが施設の運営難に拍車をかけているのもまた問題であると感じた.介護保険制度などを通して介護ビジネスが本当に必要なのか考察していく.
講評 本論文の筆者は、最初は在宅介護をテーマとして考えていたが、介護ビジネスにテーマを変えて取り組んだ。高齢化がさらに進み、後期高齢者がますます多くなり、介護の担い手がもっと必要になってくるこの先に、介護ビジネスはこれからもっと盛んになる、ということを意味するのだろうか?介護保険制度の歴史と整理はうまくできているようにみえるが、しかし介護報酬の低下がコムスンが失脚する遠因だったことから、介護報酬の引き下げが決定された昨年から今年にかけて、介護ビジネスにダメージを起こす危険への言及はもっとなされてもよいのかもしれない。筆者も残りものに福がある、の言葉の実現を望みたい。
キーワード1 介護ビジネス
キーワード2 介護保険制度
キーワード3 コムスン事件
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