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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 戦争とジェンダー ~命の大切さと性についての考察~ |
内容 | 戦後63年を過ぎ、戦争体験者の方が高齢化しつつある中で、戦争の事実が風化している 現状がある。しかし、慰安婦問題、沖縄米軍基地問題、歴史教科書問題など、真実と尊厳を求める闘いは現在も続いている。戦争はいまだに終わっていないのである。この論文では現代人として戦争や歴史について学ぶことの大切さを「性」の視点で考察した。 戦時中のこととして、国家はジェンダーさえも利用して国民を戦争に動員したことを論述した。特攻隊として死んでいった男性、性的欲求の対象として利用された女性など、男性は男性、女性は女性であるが故に被害を受けた。また、加害者も戦争という恐ろしい現実の中で狂わされていた犠牲者であったことを言及した。現在も続く戦争として、沖縄米軍基地問題を取り上げ、性犯罪の本質にスポットを当てた。最後に、現代を生きる私たちに今何が求められているのか考察し、戦争と歴史を学ぶことの重要性について述べた。 |
講評 | 今年度は本ゼミらしいテーマが目立った。性やジェンダーに関連するテーマや、マイノリティ、ホームレスや薬物依存者のように社会的に排除されがちな人たちへの援助といったテーマが多かった。一人一人、自分の問題意識を表現することができ、自分のテーマについてまとめ、大学の集大成を仕上げた。しかし、一部の人は卒論に取り組むのが遅すぎて、充分に能力を発揮することができなかった。やはり早くから論文執筆に取り組んだ人の方が優れた卒論を仕上げることができた。 |
キーワード1 | 戦争 |
キーワード2 | ジェンダー |
キーワード3 | 歴史 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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