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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | HIV/AIDSを防ぐために ―性教育の必要性について― |
内容 | 現在、先進国の中で唯一日本だけがHIV新規感染者数が増加している。その原因は、HIV/AIDSに対する人々の社会的関心の低さである。また、若者のHIV感染者の増加が著しいことから、性に関する正しい知識を持つことなく身勝手な性行動に走り、HIV/AIDSに感染することがうかがえる。これから、若者に性に対して正しい知識を提供し、理解させる「性教育」が重要になってくる。他の先進国は幼少時から性に関する教育を行い、子どもに性的自己決定能力をつけてきた。日本も性教育を行ってはいるが、性教育学習の正確な情報の不足、性教育を行う教師の指導力の限界、現代のメディアがもたらした性に関する誤った情報の氾濫、偏見・差別など、多くの問題点が存在する。今後、これらの問題を解決し、性教育の充実を図ることで、HIV/AIDSを防ぐことができ、HIV/AIDSの日本の現状も変わることができると考える。 |
講評 | 今年度は本ゼミらしいテーマが目立った。性やジェンダーに関連するテーマや、マイノリティ、ホームレスや薬物依存者のように社会的に排除されがちな人たちへの援助といったテーマが多かった。一人一人、自分の問題意識を表現することができ、自分のテーマについてまとめ、大学の集大成を仕上げた。しかし、一部の人は卒論に取り組むのが遅すぎて、充分に能力を発揮することができなかった。やはり早くから論文執筆に取り組んだ人の方が優れた卒論を仕上げることができた。 |
キーワード1 | HIV/AIDS |
キーワード2 | 性教育 |
キーワード3 | 若者 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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