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学科 産業関係学科
年度 2014
ゼミ名 阿形 健司
タイトル 若年層の雇用問題 ―若者の就職難に焦点を当てて―
内容  近年、若年層の雇用問題、とりわけ就職難が問題視されている。このような現状に陥った要因はいったい何であろうか。本論文では、現代の若者の就職難の現状を把握したうえで、その要因を追究していく。考えうる要因として、①不景気による採用数の減少、②雇用形態の変化、③大卒就職における学生の大企業志向、④大卒就職における卒業者数の増加の以上4つがあげられる。このうち①と②は外部要因であり、③と④は内部要因である。大きく二つに整理される要因に関して考察を深める。また、本論文の後半では、若年層の中でも新規大卒の就職に焦点を当てて論を進めていく。若年層の中でも今日特に問題とされているのが新規大卒の就職難だ。これは学生の強すぎる大企業志向が大いに関係しているといえよう。学生は就職活動時、有名な大企業に目を向けがちである。しかし、大企業の求人数は少なく、大企業にすべての新卒が入れるわけがない。したがって、大企業だけでなく、中小企業にももっと目を向ける必要がある。
講評  若者とりわけ大卒者の就職が難しい理由を探る論文。よく知られたデータを用いて就職難の状況の推移を自ら確認している。もう少し独自の議論ができればなおよかった。
キーワード1 就職難
キーワード2 若年層
キーワード3 新規大卒
キーワード4 求人倍率
キーワード5 大企業志向
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