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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 野宿者支援のあり方 ~更生保護との比較~ |
内容 | 雇用形態が多様化し不安定就労が増えている現在、もはや失業や野宿生活は他人事ではなく、誰の身にもふりかかる問題となってきている。野宿者は全国に2万人弱存在し、今後若年層を中心に増加することが予想されている。そんな野宿者への支援は国・地方公共団体・民間団体によってなされているが、十分とはいえず、支援から抜け落ちてしまう人が存在するのが現状である。本論文では、野宿者の実態と現状をふまえつつ、より積極的な野宿者支援が展開されるためには何が必要であるかを考察した。考察においては、支援プロセスなどに野宿者支援と共通点がありながら、より国家責任のもと積極的に行われている更生保護との比較を行った。また、野宿者支援と更生保護の両者、そしてその他の社会的弱者への支援を推進する上で欠かせない、「人権を守る」ということはどのようなことなのかについても論及した。 |
講評 | 今年度は本ゼミらしいテーマが目立った。性やジェンダーに関連するテーマや、マイノリティ、ホームレスや薬物依存者のように社会的に排除されがちな人たちへの援助といったテーマが多かった。一人一人、自分の問題意識を表現することができ、自分のテーマについてまとめ、大学の集大成を仕上げた。しかし、一部の人は卒論に取り組むのが遅すぎて、充分に能力を発揮することができなかった。やはり早くから論文執筆に取り組んだ人の方が優れた卒論を仕上げることができた。 |
キーワード1 | 野宿者支援 |
キーワード2 | 更生保護 |
キーワード3 | 人権 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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