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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | セックスワーカーと売春文化 |
内容 | この論文において、取り上げるのはセックスワーカーとそのセックスワークが現代に至るまでに歩んだ道のりである。第一章においては売春を文化と定義し、その一大文化の歴史をたどるとともに、売春のかたち、現状を探る。第二章においては売春に携わるセックスワーカーそのものについて考える。自分の仕事としてセックスワークを選んだ理由、またその背景をみる。第三章においては性産業と社会と題し、売春防止法に疑問をなげかけ本物の性産業支援とは何かを考えるとともに、性産業の社会にとっての存在意義を考え、第四章の結論である売春の合法化について考えていく。この論文においての主張は、「セックスワーカーの支えとしての売春合法化」である。決して廃れることのなく存続し続けるセックスワークという職業を真向から受け止め、消化し、その上で女性たちがよりよい環境で性産業に従事するためには何が必要かを考えていく。 |
講評 | 今年度は本ゼミらしいテーマが目立った。性やジェンダーに関連するテーマや、マイノリティ、ホームレスや薬物依存者のように社会的に排除されがちな人たちへの援助といったテーマが多かった。一人一人、自分の問題意識を表現することができ、自分のテーマについてまとめ、大学の集大成を仕上げた。しかし、一部の人は卒論に取り組むのが遅すぎて、充分に能力を発揮することができなかった。やはり早くから論文執筆に取り組んだ人の方が優れた卒論を仕上げることができた。 |
キーワード1 | セックスワーカー |
キーワード2 | 売春防止法 |
キーワード3 | 性産業 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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