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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | リハビリテーション日数制限から考える、日本のリハビリテーションと社会保障制度本来のあり方 ― アメリカとの比較を通して ― |
内容 | 本稿は、診療報酬改定によりリハビリテーション日数に制限がされたことから、リハビリテーションの本来のあり方と日数制限の要因となった増加する医療費の抑制、それと共に社会保障について論じたものである。リハビリテーションとこれに関連する制定が世界で始めて実施されたのは、アメリカである。その後、日本にもリハビリテーションが導入され、「機能回復訓練だけではなく、人間らしく生きる権利の回復」と定義された。リハビリテーションは公的医療保険が適用される治療の一つであり、社会保障と表裏一体である。だが、高齢社会になり増加する医療費を削減する目的とし、リハビリテーション日数が制限された。同じ目的を持つアメリカの管理医療(=マネジドケア)を参考として、第三者が医療費を管理する事が考えられる。そうすれば、不必要な医療費を削減できるだろう。国民の命を削るような制度は廃止し、日常生活を保障する政策を実施すべきである。 |
講評 | 今年度は本ゼミらしいテーマが目立った。性やジェンダーに関連するテーマや、マイノリティ、ホームレスや薬物依存者のように社会的に排除されがちな人たちへの援助といったテーマが多かった。一人一人、自分の問題意識を表現することができ、自分のテーマについてまとめ、大学の集大成を仕上げた。しかし、一部の人は卒論に取り組むのが遅すぎて、充分に能力を発揮することができなかった。やはり早くから論文執筆に取り組んだ人の方が優れた卒論を仕上げることができた。 |
キーワード1 | リハビリテーション |
キーワード2 | 公的医療保険 |
キーワード3 | 社会保障 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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